YOGA
柔術の道場で何故ヨガ?

ヨガは、身体的、精神的、思考、感情、人間のさまざまな側面をコントロールする為に非常に複雑で多様なツールです
スポーツクラブやTVCMなど一般的に知られているヨガはその一部であり、
ほとんどが身体的なバランスを補うものにフォーカスされています。
グラップラーのためのヨガ
柔術とヨガ非常に多くの類似点と繋がりがあります。両方とも仏教と古代インドに絡み合ったルーツを持っています。
YOGAはうつ病、高血圧やその他の身体的な病気を緩和することが現代では科学的に証明されていることに加えて、
ヨガの日常的な練習で柔術の練習や怪我の予防に繋がります。
例えば…
左右バランスや身体の不均衡の修正
柔術に関わらず特定のスポーツを続けていると、しばしば姿勢や骨格の不均衡を引き起こします。
スポーツ科学には「SAID」という頭字語があります。これは、身体が最も頻繁に遭遇する位置または活動に非常に急速に適応するという観察を指します。
柔術の課題の一つは筋肉の収縮を弛緩させること。日常的にまたは仕事等で同じ姿勢を長年取り続け身体に偏りがある状態での
練習はパフォーマンスを下げるどころか怪我の原因にもなりかねません。
そして練習では膝が胸に引き寄せられ、首や肩が固定されているた
め、腰部の屈筋や腰部は通常締め付けられます。
長さを問わず訓練していれば過度の収縮や緊張を引きおこします。
ヨガは精神的な開放に加え筋肉の長さを本来の長さに戻すメソッドでもあります。
定期的な練習は、不均等の修正や背中の痛みにも役立ちます。
腰痛等の身体のマイナートラブルの最良の治療法です。
柔軟性の向上
身体を伸ばしたり開いたりすることで柔軟性がアップします。
指導者の下で正しいメソッドでストレッチを行う事が重要です。
体幹とバランスの強化
ヨガの練習を通して培われた強さは、体幹いわゆる「インナーマッスル」の強化につながります。
「コア・ストレングス」という言葉はスポーツトレーニングでは人気が高まっていますが、ヨガはそれを超えています。
それは正しい順序で筋肉を発動させるため中枢神経系を訓練するだけでなく、
姿勢の保持筋を維持し、筋肉の耐久力が発揮し、解剖学的で効率的に筋肉を整えます。
良い姿勢と効率的な動きが優れた柔術の練習に繋がり体を最適な組織構成に戻します。
立って行なうヨガのポーズの多くは片足で行われ、ハンドスタンドのような逆転のポーズやアームバランスのような
腕と体幹で身体を支えるポーズは安定性だけでなくスポーツ特有の強さも向上させます。
多くのプロスポーツ選手が実践しSNS等でアップしています。
それらを習得することで、あなたのトップゲームを大幅に改善します。スローやテイクダウンも改善します。
身体意識と呼吸制御
定期的なヨガ練習でのあなたの動きと呼吸を調整すること可能です。
プラナヤマ(ヨガの呼吸法)によって、あなたの横隔膜を鍛え、肺を最大限に活用することができます。
これはローリング中のあなたのスタミナを大幅に改善します。
心を磨く
始めに記述した様に数多くの身体的恩恵に加えて、ヨガには広範で肯定的な精神的効果があります。
ヨガのアドバンスポーズのいくつかは非常に集中している必要があり、困難なスパーリングマッチで非常に貴重な心の特定の焦点と静けさを養います。
柔術もヨガも「より強く、より速く」というものではりません。練習は良いですが、痛みを我慢してはいけません。
それは生涯にわたる旅であり、急いではいけません。
ヨガの練習が、あなたをより良いグラップラーにし、幸せで健康な日常の手助けになります。
まずは試してみてください。